視認性も大切な要素だと思います。時間を素早く読み取れる文字盤。
疲れていたり、寝ぼけていても時間を見間違うことのないような文字盤と針。
黒い文字盤に先の尖った白い針、航空機のメーターがお手本ですね。
この点でアナログの方がデジタルより上でしょうか。
山岳コースに行くときは高度計付きが楽しいです。
高度や気圧を正確に早く読み取るには、デジタルの方がいいようです。
カシオプロトレック旧型
カシオプロトレック
デジタル、アナログ、デジタル＋アナログ ３タイプ を比べてみました。
すべてソーラーパワー、電波時計、気圧高度計、コンパス、温度計付き
最も気になる高度表示比較です。
デジタル・・・・とても見やすいです。上の旧型に比べると数字が小さいのがちょっと不満か。
表示の上に針が来ることがないので常に高度チェックが出来ます。
時刻も表示されているので、高度計測中でも時刻確認できます。
アナログ・・・・短針１０００ｍ、長針１００ｍ、秒針１０ｍなので、これは９０ｍを表しています。
疲れている時や眠いときは読み取りのミスが起きそうです。
２０１８年末にはカタログから消えました。針それぞれの視認性はすばらしいですが、
同じ中心の３本の針から高度を読み取るのは山の中では厳しいのだと思いました。
デジアナ・・・・写真では１２時目盛下のデジタル高度表示が見にくいですが実際は問題なしです。
計測初めに針が窓の上に掛かっているときは、針が一時待避します。
一時待避が解除された時は、強制的に針を待避させられます。
最新型なので計測は早く、１ｍ単位で出ます。気圧で高度を計るので
表示高度が常に正確な訳ではありませんが、相対的な高度変化は正確に読み取れます。
コンパス表示（針のあるタイプは秒針が北を指します）
デジタルですがなかなか見やすい表示です。針がなくても視認性十分です。
右写真は通常時刻表示です。月齢と気圧変化と潮の満ち引きが表示されていまして
ウレタンベルトもカーボンで補強されているので、通常使用では切れそうにないです。
サファイアガラス、２０気圧防水、「無いものは針だけ」というくらいの機能を持っています。
どれがサイクルウォッチにふさわしいか？
デジタルが軽くて機能満載です。山岳コースに行くときはこれです。
ツーリングでは「デジタル＋アナログ」で出かけます。
私はやはりアナログ表示がなじみ深いし、経過時間や残り時間も直感的に読み取れます。
さらにコンパス機能では、秒針が北を指すのが快適です。
最後に高価な時計をしていて、時計に傷が付きそうになったとき思わず時計をかばって怪我をすることはないでしょうか？
（私は高級時計を持ってないので分かりませんが・・。） あまり高くないけれど持っていて楽しい時計がいいのでは。
以上の点を総合的に考えると、
カシオプロトレックか、国産クオーツ＆ソーラーバッテリー（またはキネティック）＆チタンボディベルト＆ダイバー
私の愛機 セイコーダイバー レジスターリングも便利です。
シチズン プロマスター ダイバーではありませんが２０気圧防水で安心。
このようにアダプターでバーに付けるのも楽しいです。
耐衝撃性の高いＧショックなどでないと持たないかも知れません。
この時計はシチズンがＧショックに対抗して昔出したスーパータフ。製造中止が惜しいです。
キネティック・・・・・セイコーが開発したメカニズム、自動巻のローターのようなものが回転して発電・充電します。
その電気エネルギーでモーターを動かします。クオーツ制御ですから正確です。
最近（２０１８年）はキネティックもその役割を終えたのかニューモデルを見なくなりました。